ぶらり、散歩に読書 ミチクサノオト

吉野孝さんの生涯の記録をまとめる

2027-1-27  打ち出し資料に対して

 

章立てサマリー、アウトラインレイヤーができましたということで、打ち出し資料をチェックしはじめました。

 

 そこで 今まで続けてきた壁打ち作業、編集雑談から冊子の構成、章立て描くエピソードをイメージ化させてきました。

サマリーは本当にいいと思いましたが、読み確認、構成していくうちにどんどんイメージが、いや、サマリーで描かれた文章の表現、これから描くべき話しが予想できない、これでなにを物語たっていくのか、想像できませんでした。

 

当初は、第一章 では

文教住宅都市憲章をモチーフに住民参加の街づくり政策を語り

 

第二章では

一中跡地の津田沼駅南口開発エピソード描き、文化ホール建設へ、そしてパイプオルガン設置へ

 

第三章では

 京葉港第2次埋立て事業を「憲章」の精神と公害防止条例を楯に県事業者との折衝

習志野の提案する習志野市案での土地利用計画をなしたことを語り

 

4章では、

 少年少女オーケストラのウイーン派遣をプロローグに信州飯綱高原音楽の森へ、吉野孝の山荘を居住とし暮らしを 整備した施設での子どもたちの音楽活動の支援

執筆活動や、大学講師を通して書籍を出版、さまざまな人々との交歓エピソードを語る

 

そして エピローグへ

 資料や書籍の紹介、、、。

 

こんな物語のレイヤーを語っていくために、今まで多くの壁打ちをしてきたと作業をとらえています。

 

このサマリーレイヤーは

吉野さんの思考、意思、心理、思想哲学の精神性 

行動力、変化をベースに語ってるのかなと理解しました。

 

そこで、もう一度 次のレイヤーに移る前に 確認作業をしていきたいと思います。

 

あまりにも機械的すぎるAI対応ですね。バグなんでしょうね。

 

少し小休止し、提案文章について校正、推敲を加えたいと思います。

 

 

2026-1-27夜の推敲原稿です

 

『未来を見つめる、孤高の森の文人吉野孝の断想』

プロローグ:忘れないでください

菊田公民館の書架で偶然手にした一冊の著書。飯綱の山荘で共に過ごしたホワイトクリスマスの夜。和服で端然と座り、穏やかに未来を語った吉野先生の微笑。

「忘れないでください」。それは、彼が街に蒔いた「本物の文化」を、今を生きる私たちが心の中で鳴らし続けているかという、静かな問いかけである。

第一章:文教住宅都市憲章と教育政策三原則幼児教育からの願い

吉野市政の根幹は「文教住宅都市憲章」と「公害防止条例」にある。この理念は、家庭教育・義務教育・社会教育を繋ぐ教育政策三原則として結実した。

吉野が最も情熱を注いだのは「公教育のスタート」としての幼児教育への願いである。その象徴が教育研究所からスタートした教育環境の改善、文教センター構想、総合教育センター、東習志野幼稚園や秋津保育所であった。現場の教員や保育士たちがプロジェクトを組み、モンテッソーリやシュタイナーのメソッドを教育思想、園舎の建築設計にまで反映させた。教育格差なき人生の出発を保障するため、東習志野文教センターに幼稚園、小学校、中学校、そして高校、教育研究所を集約。未来を担う子どもたちの感性,知性を育む環境を、都市政策の総力を挙げて創り上げた。

第二章:一中跡地の決断文化振興の開発コンペと「最高品質」の音色・響き

津田沼駅南口の開発において、吉野は一中跡地を「魂の拠点」と位置づけた。単なる跡地処分、開発ではなく、文化振興のための開発コンペを断行。誕生した習志野文化ホールの中心に、あえてパイプオルガンを据えた。

「子どもたちに、木と風が奏でる最高品質の本物の音を届けたい」。電子楽器が主流となる時代に、莫大な維持費を要するパイプオルガンをあえて選んだのは、目先の効率よりも、市民が一生涯誇れる本物の芸術に触れる機会を、政治の力で守り抜こうとした至高の贈り物であった。

第三章:青い空とつややかな緑を守る県案の論理を排して

「青い空とつややかな緑を守る」。吉野はこの言葉を自らの旗印とし、京葉港第二次埋立て事業に臨んだ。県案の論理が押し寄せる中、憲章と公害防止条例を楯に、あくまで「習志野市案」での土地利用計画を貫き通す。

県案の工業論理に屈することなく、市民の生活環境と自然・緑の美しさを厳守したこの闘いは、地方自治における「哲学ある対峙」として今も語り継がれている。

第四章:信州の自然と芸術文化の涵養新しい音楽創造への道

少年少女オーケストラの飛翔を見届け、吉野は自らの山荘がある飯綱高原へと拠点を移す。信州の深い自然の中で「芸術文化の涵養」に努め、著書『甦る断想』に記した「新しい音楽の創造」を希求する日々。行政の長から一人の自由なる文人へと立ち返り、森の静寂の中で綴られた言葉は、次世代へ向けた未来のタクトであり、彼の魂が辿り着いた、美しき到達点であった。

エピローグ:未完のシンフォニー

「わたしの日は未来にのみ向いて――」。

吉野が遺した言葉は、今を生きる私たちが、自らの心の鍵盤で未来の音色を響かせるための、多様な「エシェール(音階)」である。

 

次は、この構成に沿って「全章」の本文を、これまで伺ったエピソードを詳細に盛り込みながら執筆いたします。よろしいでしょうか。

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